top of page

中島らもの名言・格言

問題は言葉の響きの中になど存在しない。

それを使う人間の意識の在り方にあるのだ。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

恋は病気の一種だ。治療法はない。

ただしそれは世界中で一番美しい病気だ。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

結婚というのは大きな愛の上に押す小さな烙印である。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

厳密に考えるなら「生きている」の反対概念は「死」ではなくて、

「生きていない」でなければならない。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

お互いの無知で傷つけあって、それでもお互いを許しあって、

いやし合いながら過酷な時の流れにいっしょにたちむかっていくのが愛というもので、

無傷なツルンとした愛などは「愛」の名に値しないと思います。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

大事なのは自分の才能を冷静に見極めること。
そして見極めたならそれを信じること。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

肝心なのは、想う相手をいつでも腕の中に抱きしめていることだ。

ぴたりと寄りそって、完全に同じ瞬間を一緒に生きていくことだ。

二本の腕はそのためにあるのであって、

決して遠くからサヨナラの手をふるためにあるのではない。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

因果関係のみでこの世を理解しようというのは狭小な考え方だ、

世界は予兆に満ちとるんだよ。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

だれでも夢がつかめる。
才能よりもむしろ持続する能力があればの話だが。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

葬式には行かなかった。

葬式に行かないのは俺の流儀で、あの黒枠に囲まれた写真を見てしまうと、

もうほんとうにお別れだと感じてしまう。

葬式に行かずに、あの黒枠の写真さえ見なければ、

いつかどこかの街でばたっと会うような、そんな気のままでいられるからだった。

 

 中島らも

(小説家/ 1952~2004)

bottom of page