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人間のプライドの究極の立脚点は、
あれにも、これにも
死ぬほど苦しんだ事があります、
と言い切れる自覚ではないか。
太宰治
(小説家/1909~1948)
私はなんにも知りません。
しかし、伸びて行く方向に
陽が当たるようです。
太宰治
(小説家/1909~1948)
人間三百六十五日、
何の心配も無い日が、
一日、いや半日あったら、
それは仕合せな人間です。
太宰治
(小説家/1909~1948)
幸福の便りというものは、
待っている時には
決して来ないものだ。
太宰治
(小説家/1909~1948)
怒涛に飛び込む思いで
愛の言葉を叫ぶところに、
愛の実体があるのだ。
太宰治
(小説家/1909~1948)
学問なんて、覚えると同時に
忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、
その勉強の訓練の底に
一つかみの砂金が残っているものだ。
これだ。これが貴いのだ。
勉強しなければいかん。
太宰治
(小説家/1909~1948)
てれくさくて言えないというのは、
つまりは自分を大事にしているからだ。
太宰治
(小説家/1909~1948)
ぽかんと花を眺めながら、
人間も、本当によいところがある、
と思った。
花の美しさを見つけたのは人間だし、
花を愛するのも人間だもの。
太宰治
(小説家/1909~1948)
大人とは、
裏切られた青年の姿である。
太宰治
(小説家/1909~1948)
人は人に影響を与えることもできず、
また人から影響を受けることもできない。
太宰治
(小説家/1909~1948)
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